＼ あいさつ ／

赤ちゃんをあきらめないあなたへ

あなたはいとしい赤ちゃんを授かる為にこれまで色んな事をされてきましたね。 婦人科に通われたり人に良いといわれたお薬やサプリを飲まれたり・・・それでもなかなか効果が得られずストレスがたまり、体力的にも気持ちもヘトヘトになっているのではないでしょうか？でも苦しい時だからこそもう一度、考えていただきたいのです。

「赤ちゃん」を産むこととは、「妊娠」をすることとは？女性はもともと”自然”に「妊娠する力」「出産する力」が備わっています。その力を「妊孕力（にんようりょく）」といいます。いわゆる妊娠・出産は女性が持つ当たり前の本能です。その当たり前の本能がうまく機能していないのはなぜか？病院の数値では出てこない妊孕力を下げる原因があると考えられます。

「不妊症」・・・別に病気ではありません。 本来、誰でも備わっているはずの”妊孕力”が少し低下しているだけなのです。 何も問題のないカップルが自然に妊娠する確率は１週期当たり１０～２０％と言われています。治療のため、病院に通っても２０～３０％と言われています。僕ら夫婦は夫婦ともに３８歳出産！！分娩室でかわいい男の子のうぶごえが響いた時自然と涙が流れていました。僕ら夫婦は３４歳で結婚4年間恵まれず病院にも通いました。

不妊治療をされる方の苦しみはあたかも治療をすれば高確率で妊娠が出来ると錯覚してしまう事にあります。特に体外受精をされる方はこの一回に掛けると感じてしまうのかもしれません。実際は上の様な数字が現実なのですが治療をする事＝「頑張る所」と意気込む為に自然とそういう意識になってしまうのは致し方ないのかも知れません。

そんなジレンマや苦しみに囚われている方が意外に多いように思います。よく”どんな薬がどんなサプリが効果があるのですか？”と当店でも質問を受けます。その時に、当店では 「お薬も大事ですが”カウンセリング”いわゆる”相談”をする事が一番大事なんです」とお答えしています。

なぜなら、薬やサプリが新しい命を育むわけではなくそれらはあくまでも補助。妊娠の条件として最も大事なのは「質の良い卵子」「元気な精子」を育む事。それらは私たちのカラダに本来備わっているはずの物です。それらは医学的には卵巣や子宮、精巣といった生殖器官で作られますが全体から見たら一部に過ぎません。その時の体調や気持ちの持ち方生活の仕方いかんで変ってきます。私たちのカラダの状態がそのまま卵子・精子の状態に影響するのです。

まずは自らのカラダの状態を整えることから子宝の道が開けるのです。 今の不妊治療は日進月歩どんどんと進歩を遂げています。しかし、「妊娠する体力」いわゆる母体の基本的な質が悪ければ、いくら受精卵だけが良くても良い妊娠をする事はできません。 裏を返せば自身のカラダを見つめ直し「妊娠する体力」がつけば人工授精や体外受精はたまたその上の治療を取り組んだ時の成功率は飛躍的に高まります。

漢方相談タカキ薬局では妊娠しにくい原因を東洋医学漢方医学の観点から見つけ出しその方の体質や生活に合わせた方法をチョイスしていきます。

の中から「ご自身のできる事、継続しやすい事」を無理なく選んで、その方のペースで妊娠しやすいカラダ作りのお手伝いをいたします。 まずは、丈夫な母体作りから始めていきましょう。

最後に不妊治療は「ゴール」のないマラソンです。 当店でご相談された方でも３ヶ月で妊娠される方もいれば４年間通われている方もいらっしゃいます。確かに、不妊治療には制限時間があります。ただ、長年見てきて思う事は焦って急ぐよりも、遅くともコツコツと自身のペースで無理なく進まれた方の方が結果的に妊娠されています。 私たちはあなたのマラソンの伴走者です。あなたのペースに合わせたプランをたてくじけそうな時に励ましをうれしい時には共に喜ぶ存在でありたいと日々取り組んでいます。

私が一番に多く使う言葉。 「がんばらないでください。」 あなたはすでに頑張っているはずです。ただ、ペースがつかめずどこを走っているかわからないだけです。

まずはお気軽に自分が今どこにいるのか探しにきませんか？ いつでも笑顔でお待ちしてます。 そして、あなたの元気な赤ちゃんの誕生を心より祈っております。

漢方薬剤師・不妊カウンセラー

高木 たいすけ