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【排卵障害 の方の 治験例 解説編】

【排卵障害 の方の 治験例  解説編】

36歳 不妊歴 2年(結婚歴5年) 夫婦の原因 特になし

結婚後、3年近く 妊娠しなかったため、婦人科を受診しました。

ホルモンのバランスが悪く 排卵障害が起きているという診断で

排卵誘発剤などによる 治療を開始し、2年経過しています。

基礎体温は 低温期と高温期の体温差が小さく、体温の

上がり方が鈍く、排卵日がはっきりしません。

高温期はやや短めです。

 

漢方には、さまざまな不妊の対処法があります。 そのなかで

月経期、卵胞期、排卵期、黄体期 という4つの時期に分けて

治療をする 「周期療法」という方法がありますが、この方法は

漢方薬の不妊治療の中では 「追い込み」の方法であり、

この方のように「卵巣過剰刺激症候群」になるほど卵巣が酷使されて

いるときや、体がかなり弱っていると考えられるときには

たとえ妊娠しても流産の可能性が高くなってしまいます。

 

そんなときは 周期療法ではなく 体を健康な状態に戻すための漢方薬を

用いることが肝要です。

 

この方の場合、最初の段階では 月経期には「血」をめぐらせる作用を持つ

「冠元顆粒」 卵胞期には、月経後に不足しがちなうるおいを補い

質の高い卵子と内膜を作る手助けをする「杞菊地黄丸」

黄体期にには女性ホルモンの働きを高める「胎盤エキス」を用い

このほか、よい血液を増やす「婦宝当帰膠」を毎日飲むという方法をとりました。

 

その後、ストレスが強くなったときには、「気」をめぐらせてストレスの緩和に役立つ

「加味逍遥散」を用いるなど、そのときの体の状態に合わせて薬を変えていき1年後に

妊娠されました。

 

ただ、妊娠・出産には不可欠な「血」がかなり不足した状態での妊娠だったため

経過は注意深くみる必要があると考えていたところ、ひどいつわりという形で

トラブルが表れてしまいました。

 

一般的にはつわりには 胃の機能を整えて吐き気を抑える漢方薬を用いますが

このかたの場合は「血」の不足という体のバランスの乱れや ストレスによる気の乱れが

あったこと。

「婦宝当帰膠ならのめる」という本人の説明があったことから、「婦宝当帰膠」少量に

気を巡らせる作用がある 紫蘇と生姜を加えたものを 胃の薬と併用してもらいました。

 

つわりに限らず、妊娠中のあらゆる症状は 妊娠前の体の状態と密接な関係があります。

不妊で悩んでいる時には 「妊娠がゴール」と考えてしまいがちですが

出産と育児という先の事も頭に入れて妊娠前の体を整えていくことが大切だと考えます。

 

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