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【不妊症の血液検査 その1】

【不妊症の血液検査 その1】

血液検査と言われてもいつするの?何を調べるの?

その検査が何に影響するのか・・・・ たぶん わからないまま

「うん うん」とうなずいている人も多いと思います。

今回は その 血液検査についてお話しします。

ちょっと長いので 3回に分けてご説明します。

病院で検査数値が出た時に 数値と照らし合わせて見てくださいね。

まず調べる時期

○ 受診したとき

○ 月経から5日後 前後に行われます。

「生理が来たら 来てくださいね」

といわれるのはその為ですね

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不妊の血液検査項目一覧

◆LH(黄体化ホルモン)
成熟した卵胞を排出させるホルモンです。

月経周期3~5日目に採血されます。

卵胞にある卵子が成熟すると脳から分泌されます。

生理から12~15日目近くなると LHサージ(LHピーク)

といってLHが大量に放出されます。 すると24時間以内に排卵が起こります。

LHは、血液中だけでなく尿中にも排出されます。

市販の排卵日検査薬は、この尿中のLH量を判定して排卵日を予測しています。

LHの正常値は

卵胞期で1.8~7.mIU/mL

排卵期で5.6~34.mIU/mL

黄体期で1.0~7.mIU/mL

閉経期で6.7~38mIU/mLです。

排卵期でピークを迎えるのが分かりますね。

◆FSH(卵胞刺激ホルモン)
卵胞を刺激して発育を働きかけるホルモンです。

実は男性でも分泌されます。

精子を形成するときに促進させる役割があります。

生理後から分泌されLHサージと共に若干の数値の上昇があります。黄体期には減少傾向となります。

黄体化ホルモン同様月経周期3~5日目に採血されます。

FSH・エストロゲン・AMH(抗ミューラー管ホルモン)の組み合わせで

卵巣年齢を測定している施設もあります。

FSHの正常値は

卵胞期で5.2~14.mIU/mL

排卵期で5.6~14.mIU/mL

黄体期で2.0~8.mIU/mL

閉経期で26.2~113.mIU/mLです。

閉経期で基準値がぐっと上がっているのが分かります。

僕らは 検査数値を見るときに 10mlを基準にしています。

■PRL(プロラクチン)
乳汁分泌するホルモンで、お乳を出すホルモン

授乳期に分泌されるホルモンです。

授乳期以外に分泌され数値が高いと高PRL(プロラクチン)血症が疑われます。

PRLが高いと着床不全や流産の可能性があり不妊の原因とも言われています。

PRL(プロラクチン)血症の原因として

間脳障害 Chiari-Frommel 症候群
Argonzdel Castillo
症候群
下垂体腫瘍プロラクチノーマ
Forbes-Albright
症候群
向精神薬
降圧剤
胃腸薬
経口避妊薬
原発性甲状腺機能低下症
脊椎神経反射刺激
帯状疱疹ヘルペス

などが考えられています。PRL値だけでなくその他の検査の数値も考慮して総合的に判断されます。

睡眠時に数値が高くなる潜在性高プロラクチン血症もあり、この場合は下垂体の検査を行います。

 

 

 

 

 

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