妊娠中に血糖値を管理する意味
妊娠中に血糖値の管理について
「なぜ 血糖値の管理をするのですか?」
とご質問を受ける事があります。
うちのお客様でも高血糖が指摘されて
中にはお薬が出る人もいます。
母体の血糖値が高いと
■先天奇形
■巨大児
■HFD児
■低血糖
■高ビリルビン血症
■多血症
■低カルシウム血症
■呼吸障害
■子宮内胎児死亡
この9つの症状が「赤ちゃん」にでるのです。
だから赤ちゃんを守るために
血糖値のコントロールをします。
ではなぜ妊娠中に血糖値が上がるのか?
妊娠中期以後は胎盤で血糖値が上昇しやすい物質が
産生されます。 それに対して妊婦さんは十分に
膵臓からインスリンが分泌できないため、
血糖値が上昇ししまうのです。
では、なぜこんな仕組みが・・・・
今、見渡せば 砂糖だらけ、炭水化物だらけの
生活をしています。
ちょっとコンビニによれば
甘い物などすぐに手に入ります。
体はそんな生活を予想していないのではないか?
昔から 食べる事に必死だった生物は
まず何よりも 生きるためのエネルギー
「糖質」を 赤ちゃんに渡す為の
仕組みを作ってきたのだと考えます。
だから、現代みたいな事は
体にとって「想定外」
では、誰が赤ちゃんを守るのか?
お医者さんでも、お薬でもありません。
自分ですよね。
体にとって最初の関門が 「口」
そして 赤ちゃんを思う気持ちは
「フィルター」です。
「これっ食べてもいいかな?」
「本当にお腹が空いたから食べるのかな?」
食べたいと思ったら 一度そう考えて
5分だけ待ってください。
そして、
「まっ 食べなくていいかな?」
と思ったらそのまま戸棚にしまいましょう。
今回の記事は岐阜県の漢方薬局 野崎薬局
野崎利晃 先生の記事を参考にいたしました。
http://www.nozaki-kanpou.com/blog/page/3