【不妊治療 助成を拡大】
今まで、二転三転した 不妊治療の助成がようやく形として
まとまりそうな流れになりました。
朝日新聞 1月18日の記事より
初回の上限15 →30万円
厚生労働省は 不妊治療にかかる費用の助成を拡大する
初回の治療に限って助成額の上限を現行の15万円から
30万円に引き上げ、無精子症などの男性が手術で
精子を採取した場合には新たに 1回につき15万円を
助成する 今年度補正予算の成立後、早ければ今月末にも
実施する。
http://www.asahi.com/articles/ASJ1G470VJ1GULBJ00K.html
不妊治療は公的医療保険の対象外
厚労省によると 体外受精や手術での精子採取はそれぞれ
一回30万円程度かかるという。
現在、体外受精でないと妊娠が難しい夫婦を対象に
夫婦の所得が 計730万円未満ならば 体外受精一回につき
15万円を上限に計6回
(2013年度以前から受けている場合などは計10回)
まで助成している
今回の拡大では、対象や所得制限は変わらない
初回の上限額を30万円に手厚くするのは不妊治療を
始めやすくする狙いがある。
精子採取のために手術を受けるたびに従来の助成に上乗せされる
一方、今年の4月からは女性に年齢制限を新設し、43歳以上は
助成の対象から外す。 また 初回治療の時点で40~42歳は
計3回までとする。
助成件数は スタートした 04年度の1万7657件から
13年度の14万8659件と年々増えている。
との事です。 政府として 不妊治療をためらっている夫婦に対し
できるだけ早く治療を始めてもらう為の処置と考えられます。
いずれにしても助成が拡大されることは歓迎すべき事ですね。
第一回目の体外受精をされる方 が増えるという事は
その一回に掛ける人が多くなる事が予想され
それだけ ますます 母体や卵子の質を高める漢方薬の役割が
更に増えたといえましょう。