子宝を目指す ママのため正しい知識を
岡崎市で漢方を中心で営業している
薬剤師 タカキ薬局 高木タイスケです。
妊娠を目指すお母さんの力強い味方に
なる事をモットウに日々お仕事をさえて
いただいております。
今回は奇形について です。
妊娠した方の多くの方が次のステップとして
進むのが 【元気な赤ちゃんを産む事】
元気な赤ちゃんとは ちゃんと手足がそろって
心臓や肝臓などの内臓も 目や口や耳 などの器官も
普通にそろって 赤ちゃんらしく「おぎゃー」と元気に
泣く状態 まで心配だと思います。
無事に赤ちゃんが生まれる割合は・・・・・
おおよそ 95%~97% 逆に言うと3~5%が
先天異常が起こると言われています。
100人のうち 3人から5人の方が 異常が起こるという事ですね。
そのうちに大部分が 内的因子(遺伝子的なもの)といわれ
外的因子・・・・ 環境から来る要因は 5~10%
670人~330人に 1人 というリスクになります。
その中で 薬剤で奇形になった赤ちゃんは 1%と言われ
3500人~2000人の出産の中で 1人 という割合
1% というと すごく少ない気がしますが
岡崎市の 27年度の出生数が 3850人 だから
1人から2人 はそういう子がいるという事です。
むやみに 不安がる事はありませんが
特に 外的要因は知っておけば 防げるという物が多いので
知識として蓄えておくことは必要でしょう。
奇形の外的要因 | |
母体感染 | 風疹・ヘルペス・パルボウイルス・サイトメガロウイルス・トキソプラズマ症・梅毒 等 |
母体疾患 | 糖尿病・アルコール中毒・葉酸欠乏 |
薬剤 | サリドマイド・抗てんかん剤・抗がん剤・抗凝固剤 DES・ACE他 |
化学物質 | ダイオキシン・有機溶媒・農薬・金属(水銀・鉛)など |
食品 | 酒・タバコ・ビタミンA 食品添加物 |
参考資料 妊娠・授乳とくすりQ&A