【次世代を担う良い子を育てるために】
私はもう15年前から「マイナス2歳からの子育て」を提唱してきました。
障害児と関わるうちに、次世代を担う良い子を育てたいと思ったのがその動機です。
当時 読売新聞のいばらぎ版に「新・こども事情」が掲載された事があります。
マイナス二歳といえば まだ胎児としての生命も誕生していない状態です。
そのころから母体の体調を整えてこそ、健康な赤ちゃんが期待できるという内容でした。
つまり母体の血液をきれいにしておきましょうという提案です。
胎児は目や耳ができてくる3ヶ月ごろから、音で脳への入力を行い 神経回路の形成をはじめます。
その時期から、お母さんが胎児への話しかける事が大切です。
美しいもの、きれいなものを見た時、嬉しい、楽しい出来事があった時など、お母さんはすかさず
胎内の赤ちゃんにその感動を伝えてあげるのです。
その働きかけが、感性豊かな子供を育てる上で重要だと気づいたのです。
(マイナス2歳からの子育て より)
鈴木昭平 さんの 著書から です。
先日 いただいた 柴田美智子さんの 「はじめまして赤ちゃん」でも 同様の事が
書かれていました。
胎児教育の最も大事な事は 「親子の絆を強める事」 すなわち
胎児ではなく 一人の人間として 扱う事
豊かな愛情と良い情報と適切な刺激を与える事
少し雲を掴むような話ですが、妊娠中はもとより、妊活中の方も
すでに子育ては始まっているんだ と意識することから始める事だと思います。