漢方相談 タカキ薬局

【妊娠判定が出たときに気をつける15のコツ】

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今回は妊娠反応が出た、場合に気を付ける
15のコツをご紹介します。
特にIVF(体外受精)による妊娠の方は守ってください。
そして 35歳以上の方も必ず守ってください。
妊娠反応が陽性で妊娠検査薬(HCG)が陽性になった
場合、「もしかして・・・」 そんな場合でもすでに自分は
母親なのだ という認識を持ってくださいね。
①. それまでに飲んでいたお薬をご連絡ください。
アレルギーの薬、向精神薬、ステロイド、漢方薬などなど。
流産予防のために処方されたもの以外は見直しが大切です。
特に心療内科のお薬は危険ですので必ず病院を受診してください。
ただ妊娠反応が出るまでに飲んでいた頭痛薬、風邪薬の事は気にしないでください。
②. 身体を冷やさない事
腹巻をして、ズボンをはいて下さい。靴下を必ずはく事。寝る時は、睡眠の支障にならないように。
冷たいものを口に入れないでください。
お腹が冷えます。お腹にカイロを貼って外出してください。(お腹の赤ちゃんが暑がることはありません)
特に産婦人科さんで子宮が冷たい、硬いと言われたことがある方は注意です。
③ .お手洗いが近くなっても我慢をしないですぐにトイレに行くこと
膀胱炎になりやすい時期です。むくみが出てきたらご連絡ください。特に外出先でのビデは使わない事。
④ .お腹を温めてください。
当店では温灸をしていただきますが、それは継続してください。出産予定日まで大丈夫です。
しかし、電気を使った温熱器は注意をしてください。医療器具であっても注意が必要です。販売店、製造元にご相談ください。
当院ではお腹の赤ちゃんが動かなくて不安になる度に温灸に来られる方が多いです。温灸すると良く動いてくれます。
⑤. インフルエンザの予防接種に不安がある方はご連絡ください。
予防接種を行ってもインフルエンザに感染したことがある方はわかりますよね。
妊娠反応前に予防接種を受けてしまったという方がいらっしゃいますが、不安にならなくても良いですよ
妊娠反応が出てからは特に接種をやめてください。
インフルエンザの予防接種を受けてからの体調不良
・月経周期が乱れた
・微熱が続く
・高温期が短くなった
などございます。
最近月経周期が乱れた方、予防接種を受けていませんか?
⑥. お腹の赤ちゃんに沢山あいさつしてください
まだ、胎嚢が確認できただけかもしれません。まだ大きくなっていないかもしれません。耳も見えないかもしれません。
しかし、お腹の中で命が成長を始めているのです。命が宿っているのです。貴女の声を沢山聴かせてあげてください。
⑦. 重たいものを持たないでください
病院では通常の生活をしてよいと言われますね。通常の生活と言われても困りますよね。
ゴミ出しはご主人にお願いします。お布団を干したり片づけたりもご主人にお願いします。
⑧. 手洗いうがいを必ず行ってください。
貴女は将来必ず言います。「手洗いした?」って聞きますよ。
⑨. お腹の子に子守歌を歌ってあげてください。
胎教の音楽ってたくさんありますが、お母さんの歌声が一番です。もちろん唱歌でなくても何でも良いですよ。
⑩. 頑張れって言わなくて良いですよ
毎日頑張ってる貴女が頑張れって毎日言われたら嫌だよね。
⑪. 今がご主人の習慣を作るときです。
今ご主人に家事を手伝う習慣をつけてください。大掃除に向けてしなくてはいけないリストを作ってください。
出来る時に少しずつ掃除を始めてもらってください。
昔は買い物に行っても全部持ってくれていたのに・・・。なんでもご主人に持ってもらってください。
⑫. 温泉はやめてください。
患者さんから質問があり、温泉に電話をしたことがあります。「うちは大丈夫です」とか言われますが、公衆浴場は避けましょう。
どこで何をもらってくるか分からないですからね。
⑬. 職場で誰か知っていてもらってください
膀胱炎、出血によって緊急入院することがあります。入院すると一週間以上退院出来ない事もあります。
仕事に影響が無いように不妊治療を頑張っていたかもしれません。しかし、頼ることが出来るなら信頼できる人に頼るのも大切です。
前もって心配事をなくしておきましょう。入院をしたら絶対安静です。
⑭. アルコールの摂取は厳禁です
発生学についてまたの機会に掲載いたしますが、ダメですよ!
⑮. 甘いもの(白糖)を口に入れる
お店では白糖は怖いって話をしておりますが、お菓子類はダメす。
これらを守ったからと言って流産しないとは限りません。しかし、出来る事は全部してあげてください。
今まで当たり前のように口に入れていた物は見直してください。
特にIVFによる妊娠の方は守ってください。
35歳以上の方も守ってください。
誰でも明日必ず目を覚ます保証はありません。
お腹の赤ちゃんも例外ではありません。
沢山愛してあげてくださいね。

>皆さんの心に寄り添って

皆さんの心に寄り添って

 私は漢方の「養生6割漢方4割」という考え方がとても好きです。主役は皆さんの持っている「健康になる力」。お薬やサプリメントは、その力を助けて延ばす助っ人です。  この二つの力を結びつけるのが、カウンセリングを中心とした相談です。これからも柔らかな心で、皆さんの声を聴きながら寄り添っていきたいと思っています。どうぞお気軽にいらしてください。

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