漢方相談 タカキ薬局

【37歳 子宮内膜症から漢方とカウンセリングで妊娠に至った実例】

【子宮内膜症から漢方とカウンセリングで妊娠に至った実例】
病院で 子宮内膜症と排卵障害と言われた方です
奥様の年齢は 37歳
不妊歴 10年(結婚歴14年)
職業 専業主婦
ご主人 特に問題なし
16072201
基礎体温からわかる事
生理周期は30~35日 低温期が長く、高温期が10日と短い
排卵日がはっきりと分からない 全体的に体温が低め
その他の症状
 疲れやすく、腰痛があり、下半身の冷えが強い
月経中は下腹部の痛みと頭痛があり、貧血になることが多い
経血にかたまりがあり、血の色は暗紅色 でした。
これまでの経過
23歳で結婚され、4年間妊娠しなかったため婦人科に受診
子宮内膜症と診断されました。  半年間月経を止める治療を行い
ほかに不妊の原因はなく、排卵もあったが、生理不順ぎみのため
ホルモン療法を開始。  約10年にわたり 排卵誘発剤(クロミッド)
hMG-hCG法による 不妊治療を間欠的に続け、5年間から人工授精も
合計12回受けたが一度も妊娠していない。
● 12月13日
不妊治療を行っていた婦人科で「人工授精はこれ以上不可能」
「検査の結果 卵胞の中に卵子がない状態」といわれる。
夫と相談したら、「そろそろ潮時かもしれない」と言われ
不妊仲間のお友達に「排卵誘発剤を使いすぎると逆に育たないこともある」
という情報を得る。
それから10日 生理が始まったが いつもよりさらに高温期が短く
生理痛も冷汗がひどく、5時間おきに鎮静剤を飲んでいた。
● 1月20日
義母からの電話で「漢方で妊娠した知り合いのお嬢さん」のお話しを聞き
漢方薬に興味が出る。
● 1月29日
薬局に来店 相談を受ける
知り合いのお嬢さんと同じようにと申し出たが
まずは体質改善からはじめた方がいい 漢方でもベースを作る方法
追い込んでいくものとありベースが出来ていないと追い込んでも
できにくいということ
話を聞いているうちに 自分の体にいろいろと不調がある事に気づいた
まず一番つらいのは生理痛 それから冷え症 遠赤外線の肌着の世話に
なる事もある。 腰はスースーと冷たい風が吹き抜けるように冷えている。
 
こういうひどい冷えを漢方では「陽虚」といい体を温める原動力が低下した
状態になっているので、必要なエネルギーや血流の生産量も落ちる事を知り
「冷え性だと妊娠にくい」という話を思い出す。
婦人科の医師には「心配しなくてもいい」と言われたが 漢方的に考えれば
あながち無関係とはいえないのかもしれない。
 
もうひとつ、血の巡りをよくする生理痛に効くという話にも魅かれ
とりあえずすすめられた漢方薬を2週間分だけ試してみる事にした。
 
~~~ 次回は 治療編です。~~~~~~
 

>皆さんの心に寄り添って

皆さんの心に寄り添って

 私は漢方の「養生6割漢方4割」という考え方がとても好きです。主役は皆さんの持っている「健康になる力」。お薬やサプリメントは、その力を助けて延ばす助っ人です。  この二つの力を結びつけるのが、カウンセリングを中心とした相談です。これからも柔らかな心で、皆さんの声を聴きながら寄り添っていきたいと思っています。どうぞお気軽にいらしてください。

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