漢方相談 タカキ薬局

【養生 をするに 2つの大事な事】

【養生 をするに 2つの大事な事】

養生のココロは 自分への愛に根差している。
自分を愛せない人が他者をきちんと愛せないように
愛の抜け落ちた健康法はいくら実行しても
養生にはなりえない。

ドキッとする言葉です。 『主治医671号』に合った言葉
僕も常日頃 「養生」は大事 と説明させていただいております。
「養生」とは 生を養うこと。すなわち人間の身体の状態を整えること
健康を増進すること、病気の自然治癒をうながすこと と辞書にはありますが
タカキ薬局では もう少し的を絞って 「ライフスタイルの見直し」と
考えて お客様に提案をしています。
主に 食事・睡眠・温める事・ そして気持ちの持ち様  と考えています。
当店は漢方薬をお出ししますが、漢方の効果が4 養生は6 という考え方があり
「ライフスタイルの見直し」は切っても切れないところですね。

「養生とは?」と今 考えてみる。すると
「それは草木に日々潤いを与える努力を継続する事」
に尽きるではないか、との思いをする。

養生の方法は様々に そして無数にありますが、
養生に対して 大事な事は 二点だけ
「それは草木に日々潤いを与える努力を継続する事」
植物に水を与える 毎日与えないと植物も枯れてしまうように
自分の体にもちゃんと水をあげる そしてケアを習慣化し行く事

自分の心身の養生を考える際にも「愛(自愛)」は不可欠だ
健康の為に 運動習慣をつけようと考える場合には、翌日に疲れを残さない方法を
考える。  運動する前にはケガ防止のため身体を十分にほぐす
これも自愛の発露だろう。

冒頭の言葉に合ったように 「自愛」をすること。 これは決してわがままに生きろと
言っているわけではなく、自分自身の体に目を向けるという事。
例えば、運動一つするにしても 疲れていて 体が今日はしんどい ってサインを出して
いるのに そこで続けたら返って体によくありません。

飲食において腹八分目を常に心がける事。 あらゆる「欲」の程よい抑制など
貝原益軒 が養生専一 の立場から強く主張した多くの事柄も
「自分の心身を慈しむべし」との基本理念から発しているといえる。
草木に水を注ぐように自分に愛を注ぐ  自らの心身への慈愛こそは自愛につながるのだ。

江戸時代の 儒学者 貝原益軒 養生訓 は有名ですが 300年を過ぎても 尚、読み継がれるのは
そこに真理があるからだと思います。
今、この時代だからこそ 「養生」を見直す時なのかもしれませんね。

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>皆さんの心に寄り添って

皆さんの心に寄り添って

 私は漢方の「養生6割漢方4割」という考え方がとても好きです。主役は皆さんの持っている「健康になる力」。お薬やサプリメントは、その力を助けて延ばす助っ人です。  この二つの力を結びつけるのが、カウンセリングを中心とした相談です。これからも柔らかな心で、皆さんの声を聴きながら寄り添っていきたいと思っています。どうぞお気軽にいらしてください。

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