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【無月経は栄養不足が原因!?】

【無月経は栄養不足が原因!?】

月経不純 それは エネルギー不足が原因

極端ではありますが マラソン選手がよく無月経になるって

聞いた事がありますよね。

今回、その事が朝日新聞の電子版に掲載されていました。

 

マラソン選手は極端なケースかも知れませんが

一般の方でも 食べ方が悪くエネルギー不足に

陥っているいる人って多いのでは?

 

ではなぜ無月経になるのか?

朝日新聞電子版からの抜粋です。

 

――月経不順や無月経の選手は珍しくありませんね。

陸上の長距離のような持久系の競技や、フィギュアスケート、新体操などの審美系の競技の選手に多くみられます。

無月経の原因は様々ありますが、アスリートに多い原因は運動量に見合ったエネルギー量を食事で摂取できていない

「利用可能エネルギー不足」です。何が原因かによって治療方針が大きく変わるため、

問診や検査などで原因を見極めて治療することが重要です。

 

――なぜ無月経になるのですか。

連載「アスリートの出産」に登場したマラソン選手の佐野(旧姓中里)麗美さん(29)は、血液検査をすると、

排卵を促す「黄体化ホルモン」(LH)が低値でした。排卵は妊娠するために起きるものです。エネルギー不足の状態にあると、

妊娠して赤ちゃんに栄養を与えている状況ではないということで、まず排卵を起こすためのホルモンが低くなります。

検査結果から、佐野さんの無月経の原因は、利用可能エネルギー不足と診断しました。まずは、運動量に見合った食事をとってもらうため、

公認スポーツ栄養士と連携し、消費・摂取エネルギー量の調査後、栄養指導を受けてもらいました。

 

――どのように治療しますか。

最も重要な治療は、利用可能エネルギー不足の改善なので、栄養指導が重要になります。

栄養指導をしてもホルモン値が改善しない場合は、ホルモン療法をすることがあります。

佐野さんは卵巣から分泌されるエストロゲンという女性ホルモンも低い状態が続きました。

エストロゲンは骨量にも関わっていて分泌量が低下すると、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)のリスクが高くなります。

そこでエストロゲンを補うホルモン療法を始めました。ただし、ホルモン療法の期間中も、エネルギー不足の改善が最も重要な治療であるため、

栄養指導は継続しました。

 

ホルモン療法と聞くと低用量ピルをイメージする人も多く、実際に使われているケースも多いのですが、

無月経の原因が利用可能エネルギー不足の場合は、低用量ピルは使いません。もともとこのようなアスリートはLHが低い状態にありますが、

低用量ピルはLHを長期間下げてしまいます。LHは、利用可能エネルギー不足が改善されているかどうかをみる指標にもなりますが、

低用量ピルを使うとLHを指標にできなくなります。さらに、無月経の選手に低用量ピルを使うと、体重が増えたり、

コンディションが落ちたりするケースが多く、治療を続けなくなるケースが多いです。

 

ホルモン療法をする場合は、皮膚から吸収する塗り薬でエストロゲンを補います。無月経の選手で、エストロゲンの分泌量が低く、

骨量が減った場合に、エストロゲンを補うと骨量が増えるかは、まだ明確なエビデンス(科学的な根拠)はありません。

ただ、海外では、飲み薬よりも塗り薬の方が骨量を上げるという報告が出ています。

 

――利用可能エネルギー不足は選手の体にどのような影響を与えますか。

利用可能エネルギー不足、無月経、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)は、女性アスリートに多く見られる症状で、

「女性アスリートの三主徴」と呼ばれます。無月経も骨粗鬆症も利用可能エネルギーの不足がきっかけとなって起きます。

利用可能エネルギー不足は、他にも発育や発達、代謝、精神、心臓・血管など全身に悪影響を与え、結果的に競技パフォーマンスを低下させます。

これは男性選手にも当てはまります。運動量に見合ったエネルギー量を食事から摂取することの重要性を知ってもらいたいです。

 

――今年1~2月、女性アスリート約1100人に実施した妊娠と出産に関する調査からはどんなことがわかりましたか。

妊娠中のトレーニングについて産婦人科医ら専門家に相談した人は41%で、残りは大半の人が自己判断で練習していました。

産婦人科医の指示を受けていない人の多さに驚きました。切迫早産や流産、前置胎盤など、運動すべきでない妊婦もいるので、

運動が可能かどうかは必ず産婦人科医に確認してほしいです

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