月経は剥離してきた内膜組織と血液が混ざったものです
なので、内膜が薄い場合には、月経血の量は少なくなると
考えられます。
しかし、必ずしも月経の出血量が少ない方は子宮内膜が
薄いわけではありません。
また、排卵誘発剤を使った排卵周期には内膜が薄くても
多くの方は自然周期では厚くなります。
その場合はあまり、月経の量は影響しない事が多いようです。
さて、自然周期でも内膜が厚くならない場合(5~6mm)
の時は排卵後の血液中の卵胞ホルモンと、黄体ホルモンを
測定しホルモンが不足していないか検査をします。
検査して不足している場合は
卵胞ホルモンが不足している場合は
プレマリン か エストラダーム貼付薬
黄体ホルモンが不足している場合は
ヒスロン、プロベラ や プロゲステロンの筋肉注射・座薬を
投与します。