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【出産当日から約三週間  パパに知っておいてほしい出産後のケア】

【出産当日から約三週間  パパに知っておいてほしい出産後のケア】
出産を間近に控えて 期待と不安を両方抱えておられる事と
思います。 出産して嬉しい反面 すぐに 赤ちゃんとの
新しい生活が始まります。

これからの記事はママは勿論、パパにぜひ読んでいただきたいのです。
ママにとって一番身近にいて頼りたいのがパパ
その為に知識は必要です。  ぜひこの機会に女性の体の変化について
知っておいてください。
 
妊娠当日から約三週間くらい前から
産後ハイで幸せいっぱいですが、お産のダメージで
体はボロボロの状態です。

子宮の状態として
出産直後から後陣痛が始まります。 痛みの強さや期間には
個人差がありますが、一般的に生理痛のような下腹部痛が
2~3日続きます。 悪露が6週間ほど続き、ゆっくりと
妊娠前のサイズに戻っていきます。
 
骨盤は最大限に緩んで、開ききった状態に。 その後、自然に
元の状態へと閉じていきますが、骨盤の骨を統合している靭帯が
柔らかく緩んでいるのでグラグラの状態です。
お腹周りの筋肉(腹直筋)は伸びきって薄くなりほとんど機能しない
状態に。 さらに骨盤内におさまっている筋肉も大きくなった子宮に
押されて伸びきってしまっています。
 
こんな時に現れる症状として
全身の筋肉痛 排尿障害 むくみ 乳腺炎
痔 脱肛 尿漏れ おっぱいの張り 便秘 
睡眠不足 恥骨痛 膀胱炎 腰痛
がでやすくなります。
産後の母体は 大事故に遭遇したと言っても過言ではないくらい
傷ついています。  せめて退院するまでは、とにかく休養を。
なるべくメールやネットも控えて目や脳を休ませるようにしましょう。

3kg近くの赤ちゃんが出てきたのに、まだポッコリのお腹に驚き
嘆く女性も多いようです。 ニッパーやガードルベルトなどで
お腹をぎゅうぎゅうに締め付けると、尿漏れや子宮脱を引き起こす危険も
あるので、助産師さんなど専門家のアドバイスのもとで使用するように
しましょう。
退院後も無理は禁物。 出来る限り周囲の人に協力をしてもらい、安静を
心掛けましょう。  産じゅく期は
「できるだけ横になって、赤ちゃんのお世話と自分の身の回りの事以外
やらない』が鉄則です。

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>皆さんの心に寄り添って

皆さんの心に寄り添って

 私は漢方の「養生6割漢方4割」という考え方がとても好きです。主役は皆さんの持っている「健康になる力」。お薬やサプリメントは、その力を助けて延ばす助っ人です。  この二つの力を結びつけるのが、カウンセリングを中心とした相談です。これからも柔らかな心で、皆さんの声を聴きながら寄り添っていきたいと思っています。どうぞお気軽にいらしてください。

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