つわりは 妊娠初期に起こる吐き気やムカムカなど 消化器症状を
中心とした症状をいいます。 全妊婦の70%程度の人がつわりを感じ
症状が全くない人もいれば、長期間にわたり苦しめられる人もいます。
嘔吐の反復、水も飲めない、絶食状態、体重の減少、寝込むなどで
日常生活に支障が出る場合は 「妊娠悪阻」と診断されます。
妊娠すればほぼ3分の2の方にでるのがつわりですが
実はまだ その症状についてはっきりとしたことは分かっていません。
妊娠悪阻については 妊婦の0.1%~0.35%とまだ低いのですが
油断はできません。
治療に関しては 悪阻に関しては点滴などでの栄養補給が主になりますが
つわりに関しては ほとんど方が 「がまん」されているのが実情です。
ただ、つわり は当然 古来より存在し、それに対応した漢方薬も存在します。
「小半夏加茯苓湯」というお薬ですが 吐き気止めのお薬ですが
実は 「つわり」を止めるお薬でもあります。
ありがたい事に このおくすり
- 【ツムラ】
- 体力中等度の次の諸症
- 妊娠嘔吐(つわり)、そのほかの諸病の嘔吐(急性胃腸炎、湿性胸膜炎、水腫性脚気、蓄膿症)
- 【クラシエ・他】
- つわり、嘔吐、悪心
- 【コタロー】
- 胃部に水分停滞感があって、嘔吐するもの
- つわり、嘔吐など
各メーカーより販売されております。
知っておいて損はない漢方薬ですね。