【不妊症によく使う 漢方薬 当帰建中湯 】
タカキ薬局 は 漢方のご相談が特徴なお店です。
分かりにくい女性の漢方薬を解説してみたいと思います。
今回は 当帰建中湯(とうきけんちゅうとう) という漢方薬です。
冷えからくる 胃腸の痛み や 生理痛が強い方
そんな方によく使うのが当帰建中湯です。
漢方薬の中ではとても優しく どちらかというと虚弱な方に用います。
本からとった 当帰建中湯のタイプですが
見るからに 「虚弱~~~」って方に用います。
ポイントは 膠飴という アメが入っている所です。
漢方薬に飴を入れて 甘くする。 身体が弱った時に甘いものを
欲しますが
漢方薬 特に当帰芍薬散の 飴湯 みたいな感じがこのお薬です。
ベースになるお薬が 桂枝加芍薬湯 という 胃腸の薬です。
そこに 血を補う 当帰が加わっています。
胃腸を補いながら、血液も補う
当帰芍薬散が効かない でも 証は当帰芍薬散
なんて方に用います。
症状別 月経関連症候 によりますと
▶ 年とともに冷えを感じるようになった 月経時にはお腹がキリキリ痛み
貧血のような症状がある
▶ 月経痛が我慢できない場合は痛み止めを服用 しかし鎮痛剤で胃痛、食欲不振
をおこすようになった。
▶ 常に冷えて 常に胃腸に不安を感じる
というような症状です。
飲んだ効果が分かるには 約一ヶ月 おおよそ3ヶ月くらい飲むとよくわかると思いますよ。