「切迫流産と言われました。 どうしましょう」
長く子宝相談をしていると、そんな話をよく聞きます。
実は、先日の勉強会では切迫流産についての勉強もしてきました。
講師の野崎薬局、野崎先生のブログも参考にしてください。
http://www.nozaki-kanpou.com/blog/
切迫流産とは
胎児が子宮内に残っており、
流産の一歩手前である状態を
いいます。
一般の流産は基本的に
妊娠維持することは不可能ですが、
「切迫流産」は妊娠継続できる可能性
があります。
妊娠12週までの切迫流産に
有効な薬剤はないと考えられており、
経過観察で対処することとなります。
ここまで日本産科婦人科学会参照
今、このブログを見ている人の中には
なんとか 流産を免れたいと情報を探して
いる方もおいでだと思います。
ただ、だからこそ流産の正しい知識を
知っておいていただきたいのです。
○妊娠経験のある女性の40%は流産経験がある。
○妊娠したら15%の方が流産する。
○薬には効能効果と副作用が必ずあります。両方で薬です。
○薬ではどうすることも出来ない事がある
という事。
どうにもならない事も多いという事です。
切迫流産が起こった時に出される薬が
ダグチルというお薬
子宮収縮を抑える薬です。
子宮の収縮を抑えて、少しでもカラダの中で
胎児がとどまる様にしているわけです。
後は 卵や胎児の生命力に委ねるしか
ないのです。
不安ですよね。
でもね、 あなたは今、お母さんなんです。
ママなんです。
その子を守るための 不安になっている
訳にはいかないんです。
出血が出たらとにかくすぐに
病院に電話をしてください。
実はうちの奥さんも 流産を経験しました。
「もっと早く 病院に行っていれば。。。」
これがうちの妻がもらして一言です。
染色体異常の流産だったので、何をしても
どうにもならなかったんですが、やはりそういう
感想が出てきます。
〇 早く病院に行ってください。
〇 そして、お腹を温かくして安静にしてください。
〇 そして、お腹の子に産まれてきた赤ちゃんと同様に
語りかけてください。
ご主人は 入院される可能性が高いので
入院の準備を整えておいて、いつでも病院につれて
いける様にしておいてください。
とにかく、できる事をやっていきましょう。
最後に、当店のお客様で前年4名の方が流産されました。
でも、半年以内に3名の方が再度妊娠されました。
例え、結果がでなくても未来には繋がっている・・・・
そう信じて。