【SEET法 とは】
自然妊娠と体外受精の決定的な違いは
体外受精は体外で受精卵が生れて育つということ
対して、自然妊娠はその受精卵とお母さんが
ごく早い段階から情報交換をしています。
すなわち お母さんは受精卵を育みながら
妊娠の準備をしています。
受精卵は受精をして、着床するまで卵管を通りながら
「今、ここまで分割しているよ」
「もうすぐ子宮につくけど、準備はできている?」
とお母さんに情報を送ります。
一方、お母さんは情報を受けながら、子宮内膜の状態を整え
受精卵のベットをふかふかにして着床の用意をしておくという
わけです。
ところが体外受精はお母さんと隔離された状態ですから
情報交換ができません。 ですから母体は何も準備をして
いないわけです。 そこに突然 受精卵が戻されるのですから
どうしても着床率は低くなってしまうのです。
(続く)