さて、先ほどの続きですが
「じゃあ、カロリーカットのお砂糖ならいいですか?」
という質問をうけます。
「ちょっと待って!それはもっと悪いかも!」しれません。
健康意識や美意識の高まりで、「カロリー」を気にする方も多いと思います。
僕も太りやすいので、ついつい「カロリー1/10」とか「カロリー0」って
目が入っちゃいますよね。
こんなパッケージ
「安心して 甘いものをたべてもいいですよ。」
という免罪符みたいですね。
でも、ちょっとショッキングな実験結果が
日本薬学会で発表されました。
妊活中のカップルにとっては、かなりドキッとする実験結果です。
それは、
「清涼飲料水などに使われているノンカロリー人工甘味料で
“元気な精子”が減る」ということなんです。
27日、長崎市で開かれた日本薬学会で、
京都府立大の北条康司助教授
(食環境安全性学)が発表したのは・・・
「清涼飲料水などに広く使われている
人工甘味料「アスパルテーム」と、
かんきつ類の防かび剤「オルトフェニルフェノール(OPP)」が、
いずれも動物に影響がないとされているレベルの1000分の1の量で
マウスの精子に障害を起こした」
という内容です。
巷にあふれるダイエット飲料、
チューイングガムなどには必ずといっていいほど
含まれている人工甘味料「アスパルテーム」
が問題になっているんです。
「アスパルテーム」・・・日本では現在約600品目の食品、
生活用品(歯磨き粉など)などに使用されているので、
誰でも一度は口にしているはずです。
「ノンカロリー人工甘味料」が
「男性不妊」の原因のひとつになってる!?
数が増やせない女性の「卵子」に対して、
男性の「精子」は作られ続けます。
「元気な精子」を作るためにも、
これらの食品は必要以上に
摂り過ぎることのないようにしたいですね。
大切な奥様が、つらい治療をがんばっていらっしゃいます。
ご主人様もぜひご協力をお願いしますね。
世の中、「身体にいい」と思っていたものが、
実は「身体に悪かった」というのは、よくあることです。
余談ですが、以前花王の「エコナ」(現在は発売中止)が
問題になりましたよね。覚えていらっしゃいますか?
「脂肪がつきにくい」をうたい文句にし、厚生労働省からトクホ(特定保健用食品)の許可も受けていた花王の食用油「エコナ」シリーズ。
この「エコナ」にはトランス脂肪酸が 5.2 %と大量に含まれていました。これは日本で市販されている植物油の0.4 ~2.3 %と比べてたいへん高濃度だったんですね。
また実際にはメタボ対策どころか、油にふくまれる成分が体内で発がん性物質に変化する可能性があるということがわかって発売中止になったんですよね。大ヒット商品でしたけれど・・・。
「アスパルテーム」・・・大丈夫なんでしょうか???
この記事はクスリのハルナさんの記事を参考に
させてもらいました。
http://www.halna-funin.com/blog/2013/04/m-1.html