こんにちは タカキ薬局です。
お陰様で 毎日1組づつくらい
漢方にトライする方が増えてきました。
さて今日は、子宮内腔癒着・子宮内膜炎についてお話ていきたいと思います。
子宮内腔癒着とは、人工妊娠中絶などで「子宮内腔の掻把術」を受けたり、
また子宮内腔の細菌感染による炎症などで子宮の中が傷ついた結果、子宮内腔癒着といいます。
子宮内腔癒着を引き起こす細菌としては、結核菌が有名です。
癒着が起こると、受精卵が宿る子宮内腔がなくなり、受精卵の着床を妨げ、不妊症の原因となります。
自覚症状として、月経の出血量が極端に少なくなることがあります。
子宮内膜炎とは、膣の中には細菌が繁殖していますが、
通常はこれらの細菌や病原微生物は、子宮頸管で分泌される頸管粘液にブロックされて
子宮の中まで入り込むことはありません。
しかし、いったん病原微生物が子宮の中に入り込むと、子宮内腔で炎症を起こし、子宮内膜炎となります。
いずれにしても 細菌や病原微生物が関係しているわけなんですね。
では 5万といる病原菌から 体はどのようんして守っているのか?
実は ここに 【おりもの】 が非常に関係しています。
特に排卵時期に出る おりものを 頸管粘液といいますが、
このおりものが 細菌や雑菌が 膣や子宮の中に入るのを
防いでくれています。
ただ 最近は このおりものが出ているのを感じない方も
多いんです。
カウンセリングで 「排卵の時のおりものって出てますか?」
「いえ あまり感じた事がないんです。」
そんな受け答えをする事がよくあります。
実は女性ホルモンであるエストロゲンが関係しています。
そのエストロゲン ストレスにメッチャ弱いんです。
特に生活の不規則さからくるストレスにはかなり影響を受けます。
おりものが少ない人 もう一度 ご自身の生活を見直してみてくださいね。
千里の道も一歩から 大丈夫 自分ペースで一歩一歩
進んでいきましょう(*^_^*)