こんにちは 高木タイスケです
不妊症に対して知っておいてほしい
基礎知識
本日はFSHについてお話をしたいと思います。
FSHは脳下垂体から分泌されるホルモンで、卵巣に届くとエストロゲンを作るように指令が出されます。
これはフィードバックという方法で調節をしており、エストロゲンが十分にあるとFSHは下がりますが、
十分いないとFSHは上がっていき、卵巣を刺激してエストロゲンをもっと出すようにと指令を出していきます。
しかし卵巣が弱ったり、反応が鈍くなったりするとFSHが届いても卵巣が反応できず、
エストロゲンの量が増えないためFSHも上がっていってしまいます。
FSHがは大体10を境目に卵巣機能を見ていきます。
10以上の方は卵巣機能が落ちてきていると考えていきます。
FSHを下げていくためには、まずは大切なことは良質なたんぱく質、
脂肪またオリゴ糖などの複合炭水化物を取ることです。
またビタミンEや鉄分なども大切だと言われています。
他にストレスがよくないので、散歩やヨガ、体操などで体を動かし、ストレスを取り除き、
血流を良くすることが大切です。筋肉がついていけば冷えも改善できるので運動はとても大切です。
また卵巣機能を上げていくためには、卵胞を作っていく時に働く甲状腺ホルモンの働きを上げることが大切です。
甲状腺の働きが弱っていくと卵の力が弱くなるので、ヨウ素や海藻類を取っていくことが大切だと言われています。
またショウキT-1は卵胞の顆粒膜細胞のFSHのレセプターを増やすことが研究で分かっています。
FSHレセプターが増えるとFSHに対する反応がよくなるので、十分なエストロゲンを作り、フィードバックでFSHは下がっていくことになります。
妊娠しやすい体作りの一環としてご参考にしてください。