漢方相談 タカキ薬局

【田七人参について その② 】

田七はその 希少性から にせものが多く

品質がよいものを選ぶのはとても難しいです。

第一のポイントは 産地で

雲南省・文山県のものが最もよいとされています。

中国でも他の地方のものや効果があまりよくなく

別の植物で代用していることもあるので注意が必要です。

250px-Location_of_Wenshan_County_within_Yunnan_(China)

また 日本では「七年根」など年数が重視されていますが

田七は年数よりも固さが重要だと言われています。

中国では「何頭根」かが基準となります。

例えば、同じ100gでも5個で100gのものと

10個で100gのものでは前者の方がよいです。

春にとれるものが最も品質がよいとされ

上部がピカピカしているものがよいのです。

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田七の栽培について

野生の田七は、北山の北側 太陽が当たらないところに

生える 暖かく、湿気の多い気候を好み、乾燥、寒さ、暑さを嫌う

昔は栽培できなかったが、技術が進み

今は市場に出ているほとんどが、栽培もので

5年目くらいになるとほどほどの大きさの根ができるので

5年ものが多い

栽培は雲南省と広西省で行われていますが

まとまった量がとれるのは雲南省の文山県のみである。

栽培する時、土がとても重要で雲南省の砂は田七の栽培に

最適な黒い砂である。

土中に水分がたまらないのが大事である。

田七は雨がないと生育しないが、雨が多すぎると腐ってしまう。

ゆえに 他の土地で田七を作ることは大変難しい

田七は病気になりやすく カビも生えやすいので

細やかな管理が必要になります。

○八月に土地を整備する時に肥料に骨粉をまぜて カビの発生をおさえたり石鹸水に

 十分ほどつけた 種を10月~12月にまく

○直接太陽が当たらないようにする

○花が咲かない時は 日の光を入れない。

○大きい田七を作るために 花は摘む

○田七は 土地が酸性かするとすぐにダメになるので

 定期的に石灰をまいてアルカリにする。

>皆さんの心に寄り添って

皆さんの心に寄り添って

 私は漢方の「養生6割漢方4割」という考え方がとても好きです。主役は皆さんの持っている「健康になる力」。お薬やサプリメントは、その力を助けて延ばす助っ人です。  この二つの力を結びつけるのが、カウンセリングを中心とした相談です。これからも柔らかな心で、皆さんの声を聴きながら寄り添っていきたいと思っています。どうぞお気軽にいらしてください。

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