田七はその 希少性から にせものが多く
品質がよいものを選ぶのはとても難しいです。
第一のポイントは 産地で
雲南省・文山県のものが最もよいとされています。
中国でも他の地方のものや効果があまりよくなく
別の植物で代用していることもあるので注意が必要です。
また 日本では「七年根」など年数が重視されていますが
田七は年数よりも固さが重要だと言われています。
中国では「何頭根」かが基準となります。
例えば、同じ100gでも5個で100gのものと
10個で100gのものでは前者の方がよいです。
春にとれるものが最も品質がよいとされ
上部がピカピカしているものがよいのです。
田七の栽培について
野生の田七は、北山の北側 太陽が当たらないところに
生える 暖かく、湿気の多い気候を好み、乾燥、寒さ、暑さを嫌う
昔は栽培できなかったが、技術が進み
今は市場に出ているほとんどが、栽培もので
5年目くらいになるとほどほどの大きさの根ができるので
5年ものが多い
栽培は雲南省と広西省で行われていますが
まとまった量がとれるのは雲南省の文山県のみである。
栽培する時、土がとても重要で雲南省の砂は田七の栽培に
最適な黒い砂である。
土中に水分がたまらないのが大事である。
田七は雨がないと生育しないが、雨が多すぎると腐ってしまう。
ゆえに 他の土地で田七を作ることは大変難しい
田七は病気になりやすく カビも生えやすいので
細やかな管理が必要になります。
○八月に土地を整備する時に肥料に骨粉をまぜて カビの発生をおさえたり石鹸水に
十分ほどつけた 種を10月~12月にまく
○直接太陽が当たらないようにする
○花が咲かない時は 日の光を入れない。
○大きい田七を作るために 花は摘む
○田七は 土地が酸性かするとすぐにダメになるので
定期的に石灰をまいてアルカリにする。