【漢方薬って メーカーによって違うの?】
こんにちは 子宝を漢方で応援する タカキ薬局です。
漢方薬・・・ 例えば一番 有名なものに 葛根湯があります。
ただ 葛根湯も 一つではなく たくさんのメーカーさんが出しています。
「どれも 一緒じゃないの??」 「なぜ いろいろなメーカーが出せるの?」
実は 葛根湯は 今から2000年前の後漢 時代の傷寒論 という書物に書かれた
漢方の”レシピ”なんです。 いわゆる カレーの作り方 だと思ってください。
それを 各メーカーごとに 味付けや配合 が違うと感じていただければと思います。
さて 他の漢方薬局さんも そうですが タカキ薬局で使っている漢方薬って
「 どこのメーカー? 」 っていう位 小さなメーカーさんが多いです。
これは 他のお店さんでも同じ様な感じです。
理由はカンタン よく効くからです。
葛根湯でも 当店で 出していた人が その時だけ切らして近くのお店で買って
飲んだ時に 全く効かなかった。
なんて話を聞くことがありますが
それは効かなかったではなく、うちの葛根湯がよく効いていたということになります。
なぜか? 僕が考えたところ
大手メーカーが 一番恐れるのは 「副作用」
以前にも 漢方で大きな副作用がありました。
僕は 葛根湯は 体力が弱って 汗をすでにダーダーかいている人には出しません。
それは 葛根湯は発汗させて汗を出させる薬だからです。
そんな人に出したら 余計におかしなことになってしまいます。
でも、大手メーカーの宿命として 漢方の知識がない人も売るように想定されていると思います。
だから 安全性を 何よりも重視します。 ただ 皮肉なことに安全性を重視すればするほど
肝心の「効き目」 が鈍ります。
ナイフが危険だからといって 刃先を丸めるのと一緒です。
小さなメーカーは 切れ味こそすべて (でなければ つぶれてしまいます。)
その代わり 使う人を選び それを任せれているのが 僕らという事になります。
今日のお話しはもっと もっと 深い話もありますが、お聞きになりたい方はお店までどうぞ