【田七人参 を飲むことで期待できること その2】
田七人参のもうひとつの特徴は 内臓にも効果があることです。
特に【肝臓」にはよく用いられています。
肝臓は細かい血管が 至る所に張り巡らされている 血管銀座
汚い血液は肝臓によってリフレッシュされて また体の中を
駆け巡ります。
血液が汚れると 自然に肝臓の仕事量が増えるわけです。
田七は その血液の浄化にも大きな役割を示していて
肝機能を回復させて、肝炎や肝機能鍾愛を改善させます。
目に見える効果としては GPT値の異常高値を下降させます。
B型肝炎ウイルスにも効果があるという報告もあります。
■田七粉末のトランスアミラーゼ(GPT)の降下作用および
血漿蛋白合成促進効果について/【中医雑誌】第21巻第5期
症例45例(成年男子43例 女子2例)を2群に分ける
Aグループは原因不明の高GPT患者で西洋薬の治療を受けても
下がらない人で21例、Bグループは肝、胆疾患を伴う、高GPT
患者で抗炎症と脱脂肪等の治療を受けても効果がない人で24例
生田七粉1gを1日3回 空腹時に服用 他の薬物は服用していない
治療期間は一ヶ月 判定方法は「著効」をGPT値が正常値の100単位
より低い 「有効」をGPT値が治療後20単位以上下降
「無効」をGPT値が治療後 20単位以下下降とし、以下の結果を得た
|
Aグループ(21) |
Bグループ(24) |
計(45) |
著効 |
20 |
14 |
34(76%) |
有効 |
1 |
9 |
10(22%) |
無効 |
0 |
1 |
1(2%) |
goldbarg法 で100単位以下
平均GPT値 |
Aグループ |
Bグループ |
治療前 |
230 |
220 |
治療後 |
96 |
106 |
慢性肝炎10人の治療前の血漿蛋白アルブミン、グロブリンの比(A/G)は平均値
が0.86と低かったが、治療一ヶ月後1.6と正常値に戻った。
これにより血漿蛋白の合成に効果があることがわかった。