【習慣性流産の漢方的ケア その2】
まずは 生理周期を整える事が大事になってきます。
月経期には 経血をきちんと排出し、生理痛も改善する
「田七人参」などを用いますし
いわゆる低温期には 血液と体の潤いを補いながら
質の高い卵子と内膜をつくる「婦人宝」や「杞菊地黄丸」
そして 排卵期の前後には血の巡りをよくして排卵を促す
「冠元顆粒」 +「馬心筋エキス」
高温期には「補腎片」+「十全大補湯」などで子宮を温めながら
内蔵の状態を整えるといった方法をとります。
なお、妊娠中、流産を繰り返す人には「安胎」作用を持つ漢方薬が
効果的で、「当帰芍薬散」+「香蘇散」という組み合わせは
情緒を安定させる作用があり、妊娠しても心配ばかりして
ちょっとした腹痛や体調の変化が気になる方にもお勧めしています。