【5月19日 ショウキ先生講演会 その② AMHが低いと言われ絶望を感じている方、ぜひお読みください。】
5月19日におこなわれた タカキ薬局の妊活支援市民講座
ショウキ先生が 40代でも間に合う不妊治療 という演題で
90分みっちりとお話していただきました。
お陰様で昨日から1000人以上の方にご覧いただき
改めて関心の高さを感じざるおえません。
今日は第2弾
AMHが低いと言われたら??? 病院でAMHが低いと言われると
死刑宣告を受けたように落ち込んでおられる方がいらっしゃいますが
そんな方に勇気の出る内容のお話です。
先生の講演内容を 録音して打ち込みました。
先生は中国の方ですので、少し日本語にするとおかしくなる箇所が
ありますがお許しくださいね。
最近、よく言われる 卵子の老化
結婚が遅かったとか、結婚してもしばらく作らなかった
いろいろと理由がありますが 卵子の老化がよくいわれます。
マスコミとか不妊のクリニックでも もう年取ったから仕方がない という
でも私 卵子老化の真実をまず皆さんにお伝えしようと思います。
たとえばAMH 抗ミュラー管ホルモンというですね
これはですね 数値ですね。 これはどういう意味があるのか
女性はご存知の通り 卵子の数が決まっています。
よく言われる200万個くらいですね
生理が始まるくらいには30万から40万くらいに減っている。
それから出しっぱなしだんだん減っていく
11歳くらいには30万~40万くらいに減っています。
それだけ卵子あったら問題ないかなと思いますが、
でも実際に女性的に一生で排卵できる数は5000個位です。
なんで、こんなに差が出るのかというと、
一個の卵子を作るのに沢山の卵子が支えて一個の卵子を作っています。
だから1個を排卵するのに沢山の卵子を使っているという事になります。
それでこういう部分になると毎回排卵すると沢山の卵胞が消えていく事になります。
その上で大体ですね。 病院で検査すると 超音波で検査すると
見えている卵胞ですね 診察すると 左の方は4個 右のほう5個みたいな形で見える
それを見て じゃあ 排卵誘発剤を使いましょうという形になる。
大体 病院の方はそういう流れですね。 ただこういうような一個の卵胞を作るのに
たくさんの卵胞が必要ですから、 もしAMH0.2という
結果が出たとき、これ どういうことを意味しているかというと
0.2 だと 卵巣年齢48歳くらい もう無理だ
という判断になってしまうのですが
病院の先生からそんなことを言われたなんて聞きますが、でも、これは去年のアメリカで
出たデータですが 0.2ということは 実は年に2回しか排卵しない。
という事が言われる。
私たちも不妊の治療の中でもそういうこともある。
一年間で女性は 12カ月で 12回の生理が来るわけで、12回排卵するわけです。
でも 0.2という事は 毎月は排卵はしなくなるわけです
ただ1月の時は排卵はなしだったとしましょうか・・・
いい卵胞ができてないからね。 支えが少ないのでちゃんと
受精できる精子ができてこない。
それで2月もダメ 3月はダメ でも4月は取れた。5月もダメ 6月もダメ
こういうことは不妊のクリニックではよくあることですね。
だから 今月ダメだったから全部だめじゃなくて、今月ダメでも次の月に摂れる事は普通に
あります。
今度は 先月取れたのはグレードが高くて 胚盤胞できた。
こういうケースはよくあります。私でも患者さん に質問受けるときは
そんなに急がないで ご安心ください もうちょっと
ゆっくり待ってくださいと アドバイスというか 安心していただきます。
そうなんですね。 AMHが低いという事は短絡的にもう卵が取れませんという事
ではないんですね。 毎回ではないですがちゃんと育ってくれる時もあるという
事です。 要はいかにそのチャンスを逃さないようにするか・・・・
それが大事になってきますね。 少ないチャンスをいかにものにするか
その為の体作り をしていく そう思うと取りくみ意味が出てくると思います。