漢方相談 タカキ薬局

【卵管留水腫 を 漢方で対処する その2 (統合医療生殖学会より)】

【卵管留水腫 を 漢方で対処する  その2 (統合医療生殖学会より)】
卵管留水腫 は東洋医学的に捉えると 痰湿という状態
いわゆる 体の中の 処理されない 老廃物 が悪さをすると考えます。

現在の日本の食事は肉や油が本当に多く、
女性がかかる癌の一位は乳がん、二位は大腸がんです。
これは肉や冷たい物の食べすぎが関連しています。
 
2000年前の漢方の医学書 金匱要略にも
痰湿がかかわる症状は 中焦から下焦へ進むとありますが
その辺りは 正に子宮と卵巣がある場所です。
日本は海に囲まれているために 水の毒の症状が多いのが特徴です。
水は体内で濃縮されて 湿にそして痰になります。
さらに 甘いものはまた 湿になります。

妊娠に関わるのは脾や腎です。  脾が弱ると痰が腎が弱ると
水が溜まりやすくなります。
これらが溜まるとまた 脾と腎はますます弱くなっていきます。
これらを 強くするには 痰湿の詰まりを取らなければなりません。
 
痰湿が溜まりやすい体質の女性にとって、血と水は男性より大きな
意味を持っています。
(続く)

>皆さんの心に寄り添って

皆さんの心に寄り添って

 私は漢方の「養生6割漢方4割」という考え方がとても好きです。主役は皆さんの持っている「健康になる力」。お薬やサプリメントは、その力を助けて延ばす助っ人です。  この二つの力を結びつけるのが、カウンセリングを中心とした相談です。これからも柔らかな心で、皆さんの声を聴きながら寄り添っていきたいと思っています。どうぞお気軽にいらしてください。

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