【無排卵と多発性子宮筋腫から漢方とカウンセリングで妊娠に至った実例】
病院で 無排卵と多発性子宮筋腫と言われた方です
奥様の年齢は 39歳
不妊歴 3年(結婚歴3年)
職業 電機メーカー勤務
ご主人 特に問題なし
基礎体温からわかる事
全体的に平坦で、高温期がない。 月経は2~3日少量の出血がある程度で
周期は20日と短い
その他の症状
慢性的な疲労感があり、風邪をひきやすい。 月経痛がひどく、経血量も多い(無排卵になる前)。
子宮筋腫の影響で鉄欠乏性貧血になることがある。
【基礎体温が整った段階で本格的にスタート】
この方の場合、漢方薬を飲みはじめてから
約2か月で排卵が起こり、それから5か月後には基礎体温が整ってきたため
この段階で本格的な漢方治療 を始める事に、「婦宝当帰膠」は今まで
どおり飲み続け、 低温期には「参茸補血丸」を加え、高温期に入ったら
「参茸補血丸」の量を増やす。 という方法を基本にストレスが強いときには
気の巡りをよくする「逍遥丸」をプラスするなどの工夫をしています。
また、月経痛や経血のかたまりなど「瘀血」の症状が強くなってきたため
「桂枝茯苓丸」を血をめぐらせる力がさらに強い「冠元顆粒」に替えています。
なお、桂枝茯苓丸や冠元顆粒などの「活血剤」は流産を引き起こす可能性がわずかながら
あるため、妊娠中には用いない方がよい薬です。 次の月経予定日前であればほとんど
問題ないですが、わずかなリスクも避けるために 高温期の後半1週間は活血剤の服用は
休むという形をとりました。