【40歳、子宮内膜症・子宮筋腫から漢方とカウンセリングで妊娠に至った実例】
子宮内膜症・子宮筋腫・排卵障害・着床障害と言われた方です
奥様の年齢は 40歳
不妊歴 5年(結婚歴15年)
職業 専業主婦
ご主人 特に問題なし
基礎体温からわかる事
低温期と高温期がはっきりしない。体温の上下が激しい。 月経は茶褐色のかたまりが
出るだけで、鮮血の日はない。
その他の症状
顔はほてりやすく、下半身は冷えている。上半身に汗をかきやすい。 イライラして興奮しやすい
疲れやすい。 便秘がひどい。 食欲がない。
● 9月25日
血の巡りをよくして、子宮内膜症や子宮筋腫の改善にも効果がある
「血府逐瘀丸」 よい血を増やしながら、血のめぐりもよくする
「婦宝当帰膠」 そして、イライラやのぼせなどの症状を緩和する
「逍遥散」 これらの漢方薬を飲みはじめて3カ月たった。
驚いたのは、期待してなかったところまで効果が表れたことだ。
生理を止める薬を使っていたころからどんどん太りだして
5kgも増えてしまったのだが、漢方薬を飲みはじめてから、体重の増加が
ぴたりと止まり、逆に2kgやせたのだ。
体が軽くなって、体調もいいし、精神的にも落ち着き、無性にイライラすることもない
基礎体温も低温期と高温期に分かれ、生理も3日くらいはきれいな色の出血が続くように
なった。 もう一度、体外受精に挑戦してみようか? そんな欲も沸いてきた。
● 11月20日
卵胞の大きさには問題なし。 受精卵を子宮に戻すのにも成功した。 これできっと
妊娠できるに違いないと思っていたのに・・・・
結局着床しなかった。
【「最後の一回」と決めた体外受精で妊娠】
● 2月16日
今日で、私は40歳になった。 前回の失敗で投げやりな気持ちになり、もう体外受精は
やめようと思っていたのだが、40歳の誕生部である今日 あらためて夫と相談して
あと一回だけチャレンジしようといういう事になった。
漢方の方は 生理の時期、低温期、高温期で薬を飲みわける方法で9月から試している。
体外受精も失敗に終わったといえ、卵子の成長はかなりよかったのだから
もう一回くらいは体外受精をする価値はあるだろう。
それでダメなら 子供を持つ事をあきらめようと話した。
● 4月2日
今日、超音波で「胎嚢」を確認した。もう心臓も動き始めている。
最後と決めた体外受精で、みごとに妊娠したのだ。
今回 20mmに育った5つの卵を取り出し、そのうち2つを子宮に戻した。
医師が「卵子が若返ってますよ」と冗談を言うほどだったので、もしやとは
思っていたが、まだ信じられない思いだ。
「よかったですね。 40代になると、着床率が下がるので、じつはちょっと
だけ心配したんですよ。 内膜の状態がよくなったのは、漢方薬のお陰かもしれませんね」
と医師も喜んでくれている。
40代の出産・子育てはトラブルも多々あるかもしれない。 でも、漢方には
「安胎」作用のある薬や 産後の体力回復を助ける方法もあるらしい
いざとなったら また漢方の助けを借りようと思う。
~~~ 次回 解説編 です~~~