【なんと 最下位？ 日本の不妊治療の現状 10月18日 妊活セミナーより】
少し間が空きましたが、「妊活セミナー」の第2回目です。
では早速本題の方に入っていこうと思います。
まず今日の流れをお話させていただきます。
はじめに最新の不妊治療の実態からです。
不妊治療を今している これからする人
様々だと思いますが、
不妊治療がどういうものか知っているのと知らない
のでは大違いです。
ここで最新の不妊治療 実際に妊娠できるのか
どうか知っていただきます。
それから妊娠する為の条件があります。
その条件を満たしているかどうか？ 満たしていないのは
何が原因のなのか？ そんなことをお話させていただきます。
そして冷えの話をさせていただきます。
不妊治療にはステップがあります。
まずは検査をして問診をしてタイミング療法
排卵日を見計らって関係を持ちましょうか？
というところから それでもなかなか妊娠しませんね
今度は人工授精 精子を送り込むという事をして
それでも５回も６回もしても
出来ないという時にさらに顕微授精二段階肺移植、シート法
いろいろとあるんですけどね。
もう一般的に体外受精 ＩＶＦといいますけどもこのＩＶＦ
体外受精をしている数 実施数ですね
これは世界一なんです。
その中で 生殖補助医療ＡＲＴの数 施設数世界一 体外受精数も世界一
じゃあ 実際の妊娠率、出産率は？
妊娠しても流産したら意味ないですよね。
やっぱり元気な赤ちゃんを出産する 母子ともに出産する
これがひとつの目標だと思うのですが
出産に至る率 が６０か国で先進国ですが 何番目だと思いますか？
これね ６０位なんですよ 要するに最下位です。
最近こんな本がでまして 「不妊治療を考えたら読む本」
昔 私のバイブルなんですが「卵子老化の真実」という本があるんですが、
河合蘭さんという妊娠出産ジャーナリストの方と
名古屋の浅田レディースクリニックの浅田先生の共同著書です
ここに書いてあるんです
今年の８月に出た本なんです。 いきなり暗い話から入って申し訳ないですが、
私は別に病院の批判に来たわけではありません。 病院にも出入りしたり、
ドクターともお話をしてます。
ですが、
不妊治療したら妊娠できる 体外受精をすれば妊娠できると安易に考えられたら困る
とは先生方もおっしゃっておられます。
要するに簡単なものじゃない という事がひとつともうひとつ生殖補助医療
不妊治療というのは妊娠に対する手助けをしてくれるだけです。
いい卵子を作ることはできません。 良い精子を作ることもできません。
子宮内膜の状態をよくすることはなかなか難しいです。
こういったこと はやはり普段の食事とか生活習慣とか皆さんの中で
上げていかないといけない部分なんですね。 それを抑えたうえで生殖医療
卵管が詰まっている人は体外受精するしかないですし、卵巣に子宮内膜症がある人は
その治療をしなくてはいけないなかなかそれがうまくいかないのは原因がある
そこをご理解いただけたらなと思います。
