漢方相談 タカキ薬局

【 漢方の見方  虚証の見方】

【 漢方の見方  虚証の見方】
今日は 僕が 日頃どうやって その方の体質を判断しているか
少し説明したいと思います。
今日は 虚証についてです。
漢方では まず 大雑把に その方が力がありすぎて問題がおこっているのか
逆に 力がなくて起こっているのか をザクっと見極めます。

パッと見た目で判断もするんですが ここは不妊症なので それなりに
分別をしていきます。
まず見るのは 生理の状態 ここは実際に観察はできないので、
お客様からの問診が中心になるんですが
色が薄く 少ししかでなければ  虚証 の状態
色が濃く たくさんでれば    実証 の状態  と診ていきます。
これは生理血に限った事ではなく、おりもの、尿 なども同じように判断します。
ただ 実際にそこまで正確に観察している人も少ないので 2,3度生理を経験していくうちに
把握していく事になりますが・・・・
 
虚証の場合は 三分類にわけます。
気虚症  血虚症  そして腎虚証 
気虚症は その名の通り 元気が足りない状態。 血虚症は血液が足りない状態  腎虚証は根本的なものが足りない状態です。
なかなか見分けが難しいのですが そんな時に舌を見ます。
舌に歯形がついていて、しまりがない状態は 気虚
歯形がついていないけど  全体的に白っぽい場合は 血虚
色が全体的に暗く 痩せていて 苔が少ない場合は 腎虚証 と 判断します。
ただ実際は 結構入り混じっています。
 
その後、疲れやすいか 休みの日でもヤル気がおきないならば 気虚
よくめまいをおこしたりする人は 血虚と判断しますが
最近は 血流測定器で測ってしまいます。  正確なうえ ビジュアルにも
わかるので便利ですね。
いちばんやっかいなのは 腎虚ですね。
高齢出産の方におおいのですが、腎はもとから若さと関係しているところなので
衰えるスピード以上に 補っていかなくてはいけないので やっかいです。
ここはまた別の機会にお話ししたいと思います。
 

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>皆さんの心に寄り添って

皆さんの心に寄り添って

 私は漢方の「養生6割漢方4割」という考え方がとても好きです。主役は皆さんの持っている「健康になる力」。お薬やサプリメントは、その力を助けて延ばす助っ人です。  この二つの力を結びつけるのが、カウンセリングを中心とした相談です。これからも柔らかな心で、皆さんの声を聴きながら寄り添っていきたいと思っています。どうぞお気軽にいらしてください。

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