【妊活には血虚を補うこと】
漢方の世界では
血虚という言葉があります。
まず健康面では
・生理不順（遅れる・日数が短い・経血量が少ない）
・手足が冷える
・顔色が悪く、めまい、ふらつきがある
・目が乾燥する
・頭痛や肩こりがある
・のぼせる
気持ちの面
・疲れているのに眠れない
・夜間も神経が興奮した状態が続き
眠りが浅い
・怖い夢や、嫌な夢をよく見る
・不安感が強い、驚きやすい
・めまいや動悸・息切れ・胸苦しさが現
れる
お肌の面
・肌の血色が悪く、荒れて艶がない
・化粧のりが悪い
・肌や唇が乾燥して、潤いがない
・爪が薄く、剥がれやすい
・髪にツヤがなく、パサつき、抜け毛
が多い
これらを血虚と言います。
漢方でいう『血』の働きとして
① 全身に栄誉を与え、潤す作用
② 精神を落ち着かせる作用
この２つです。
『血』とは、血液やホルモン、あるいは
その機能の総称です。
全身を巡りながら、栄養を運び、精神を
落ち着かせ、体を滋養します。
女性は月経（生理）により『血』を消耗
しやすく、それが補われないと生理痛や
生理不順、冷え症、不妊などの原因に
なってしまいます。
さらに、妊娠や出産、授乳の際にも
大量の『血』は必要となります。
