【 漢方の見方 実証の見方】
昨日は 虚証型でしたが
今日は 逆の実証型です。
生理からみると まずドロッとしている
塊がある 色が暗い、黒に近い 状態は実証を疑います。
次に 気に問題があるか 血にもんだいがあるか 水に問題があるか
判断しますが
舌を見て 舌の裏が 怒張 していたり、 下腹部の固定痛があると
【瘀血(おけつ)】 を疑います。
血液をほぐす 桂枝茯苓丸 や 田七人参などを用います。
胸のあたりが張ったり、イライラがひどかったりしたら
「気」の症状と診ます。 その場合は 紫蘇などの入った漢方を処方します。
みぞおちなどが痞えたり、 舌にべっとり苔がついていたりしたら
「水」の巡りが悪いと見て 大柴胡湯などの漢方などを出します。
冷えなどが入ってくる 温めると痛みが楽になる症状は
人参などの漢方を基本に出していきます。