【夫が心療内科に行く 精子への影響は?】
おはようございます
漢方相談 タカキ薬局 高木太輔です。
「夫が最近うつ気味で 心療内科に掛かろうと
思うんですが・・・・ お薬で妊娠できなくなること
ってありませんか?」
そんな質問をよく受けます。
一般的に、男性に投与された薬剤が妊娠に与える影響は
非常に少ないと考えられています。
ただ、中には精液を介して女性へ移行する薬もあります。
ですので、 医療機関に受診する際には
現在結婚をしており、子供をのぞんでいる事実を
伝えておかれるとドクターも薬を選択しやすくなります。
<一般的な抗うつ薬、抗不安薬>
うつの薬、抗不安薬を服用することで
受精能力が完全になくなることはないですが
奇形精子が増えたり、性欲の低下、勃起障害
など引き起こされる可能性はあります。
奇形の精子が増えると、
奇形の赤ちゃんが生まれるのではと心配でしょうが
奇形の精子と卵子は受精する確率はとても低いので
その心配はありません。
ただ奇形の精子は 活性酸素を放出し
正常な精子を『酸化』する可能性が高まります。
正常な精子が酸化すると
・受精しない
・分割しない
・妊娠するも流産
そういう事態におちいることがあります。
(続く