日曜日は 大阪へ 関西伝統漢方研究会の定期講習会
でした。 古方を使った漢方理論を学んだあと
気功を使って 実際に理論的に選んだ薬であっているか
どうかチェックをしていきます。
今回はうちの患者さん チョコレート膿疱の方の症例を見ていただきました。
子宮内膜症とは 普段は子宮の内側に出来る内膜が 原因不明で
他の場所に出来てしまう事ですが
漢方では「血」の症状としてみます。いわゆる 古血が残る瘀血という状態です。
その場合のファーストチョイスが 桂枝茯苓丸
写真は 病院ででるものなんですが、漢方家のほとんどが写真のものは使わないんですね。
こちらを使う。 (まあ煎じ薬が一番いいのですが、なかなか昨今そういうわけにも
いかず・・・・) ただチェックでそれだけでは弱いという事で、もう一味秘密の漢方を
使うことで 処方が確定しました。
この辺の 微妙な感じは 気功ならでは判断だと思います。
子宮内膜症 ・・・ 内膜はそもそも卵に栄養を与えるためのもの
なので、栄養を与えるような漢方を使うと逆に大きくなることがあります。
当帰芍薬散などが それにあたります。
心当たりがある方は ちょっと考えてみてくださいね。