【卵管留水腫 を 漢方で対処する その3 (統合医療生殖学会より)】
「婦宝当帰膠 を8年飲んで 冷えは取れて調子は良い
ですが3年 不妊治療をしているのに良い卵子が取れないのはなぜですか?」
と聞かれました。 婦宝当帰膠 当店でもよく使いますが
婦宝当帰膠は 補血はありますが 水を流すものがありません。
タンポポ茶 ショウキT-1を足したら 補血と利水ですぐ卵子が取れました。
ショウキT-1は 顆粒膜細胞や レセプター活性というメカニズムもありますが
漢方で重要な利水の働きもあります。
脾が弱くなるとお腹周りに肉がつき、手足が重い、気が弱くなる、すぐに汗が出る、しんどい
朝に起きられるないといった症状が出ます。
38歳で不妊治療をされている方がいますが、栄養バランスのとれた食事をきちんと取って
いましたが、食べる事でエネルギーを消耗していました。
食事の量を半分にしたところで調子が良くなって 現在妊娠中です。
水毒は腎にたまります。 腎が弱いと腰がだるい、汗をかきやすいといった症状が出ます。
ショウキ先生はこの時に 五積散を出すそうです。 温めて腎臓の毒を出すので
腎虚や腰がだるい人にだすと妊娠しやすいという事です。
こんな時に よく八味丸 が良く出されますが、 先生曰く
まず 荷物を降ろして痰湿を取る事が大事だという事です。