【旬の食材の話 ゴボウ】
身近な食材 として ゴボウ
ちょっと知って 性質を知っておくと薬にもなりますよ
ゴボウは 体を温めて 熱を取り、汗を出し、利尿に効果がある事が
知られています。 特に利尿効果は有名ですね。
この作用は 実はゴボウの皮に多く含まれているので
風邪を予防するには皮をはがない方がよいのです。
あく抜きをしすぎると 成分が抜けてしまうので ほどほどにしておく必要が
ありますね。
ゴボウはちょっと不思議な食材で「寒性」だけど 温める力があります
その理由として ピリ辛の表面を温める力 と 利尿で余分な水分を外に出す
作用が相まっている事です。
他にも 民間療法的に伝わっている事は
生のゴボウをつぶして汁をとり 耳に数滴入れる と 急性中耳炎によかったり
生のゴボウの汁を15mlを一日3回に分けて毎食後に飲むと 更年期ののぼせ
によいとされています。
ただ、ゴボウは 食物繊維が粗く 消化が悪いため 胃腸の負担になりますので
胃腸が極めて弱った人、 老人、小さいお子さんは 少し注意が必要です。