【習慣性流産の漢方的ケア その1】
東洋医学の世界では 実は流産も 「小さなお産」と
捉えます。 だから流産した後も産後と同じように
体のケアが必要と捉えています。
実際に流産後の身体は 産後の身体と同じように
体のエネルギーである「気」や 血が不足してしまい
また、子宮や卵巣の血流が悪くなっていると捉えます。
この状態をほっておくと、妊娠しにくくなったり
習慣性流産を招く事が多いのです。
昨日ご紹介した。 芎帰調血飲第一加減などは
体をきちんと回復させるために編み出された漢方です。
なお流産のあとに 胸の張りや乳汁分泌などの症状が
起こる場合がありますが、このときには
高プロラクチン血症 の治療や断乳にも用いられる
麦芽を炒ったものを使います。
流産した後だからこそ無理しない事が肝要ですね。