【「抱っこ」の重要性 愛の原点はスキンシップから】
人は生まれると、すぐに母親に抱きつき、つかまろうとします。
逆に言うと 育っていくためには つかまり、体に触れ、守ってもらう存在が必要
20世紀初期のころは 孤児となった子供たちはスキンシップ不足から食欲が低下し
衰弱死してしまうことが常だった いくら栄養を与えても子供を抱っこし、触れ合うことが
子供の安心の原点だということが知られていなかった。
実際に孤児院よりも 刑務所の育児室で育った子の方が 環境や栄養が劣悪だったにも
関わらずすくすくと育った。 理由は後者では母親が面倒をみていたから
それくらい愛着は生命自体にかかわるほど大事だったわけです。
ですから 小さいお子様がいる方はどんどん子供を抱っこしてほしい
抱っこというのは子供が健全な成長を遂げるうえで非常に重要であり
子供に心理的な影響を及ぼします。
成長ホルモンの分泌を促したり、心の安定にも寄与する神経ホルモンなども分泌され
さらに抱っこというのは「支え 守る」という面が合わさった行動ですから
抱っこされる子は甘えん坊に見えますが、実は強くたくましく育っているんです。
「れいろう」の12月号の岡田尊司先生の記事からのものです。
子供にとって親がどれほど大事なものか、そして
スキンシップが大事なのかが とてもよく分かる内容に
なっています。
我が子の事ですが、たまに迷っていました。
抱っこをせがむ うちの子 4歳にもなって、
少し厳しく突き放した方がいいのではないか ・・・・・
でも、この記事を読んでから、力いっぱいの
愛情を注いでいいんだな と自信が出ました。
精いっぱい抱っこして精いっぱい遊んで、そして精いっぱい笑って
それが親と子の繋がりを生むのですね。