『精子も錆びる 質も低下します』
引用：https://jp.icryobank.com/news/info?id=409&jump=1
精子は、精巣内で生殖ホルモンの働きかけにより、精子の元の細胞から７４日かけて、形成されます。
そして、精子が成熟して精巣を出た後にいんよう、酸化ストレスによって、損傷を受けることが分かっています。
そもそも、精子は、体細胞（生殖細胞以外の細胞）に比べて、活性酸素の攻撃に弱いという宿命を抱えています。
なぜなら、主に、酸化に弱い脂肪酸が精子の細胞膜を構成していたり、酸化ストレスから細胞を守る酵素を、精子は豊富に持っていないためです。
それは、卵子まで確実に遺伝情報を運ぶという機能を最優先するために、自分を守ることを後回しにしたと考えられています。
そのため、今回の研究チームも男性側に不妊原因があるケースの３０～８０％は、活性酸素（酸化ストレス）によるものと指摘しています。
