『出生数が86万人に 回復のキーワードは男性の自信!?』
朝日新聞の情報からですが
今年の出生数が発表されましたね
以下は朝日新聞の記事から
少し前に出生数が100万人を切った
という事でしたが、この減少ペースは
本当にまずいと思います。
国も色々と考えているようですが
僕の考えとしては
『男性の自信回復』がキーワードの様に
思います。
どうも男性が元気がない
恋愛や結婚に関してビジョンがないというか
『自分は無理』と考えてしまっている人が
多いと感じます。
真面目すぎるんですね。
カウンセリングにお見えになる方は
当然ご結婚されている方ばかりですが
それでも、ちょっと硬い人が多い印象です。
ちょっとした事から 自信を回復させてあげる
少しだけノせてあげる。
僕は男性カウンセラーなので意外と
得意なところです。(*^ω^*)
今年、新たに生まれた日本人の赤ちゃんが推計86万4千人にとどまり、初めて90万人を下回る。人口の自然減は51万人余りで、鳥取県の人口に近い人が減ったことになる。加速する人口減少は、日本社会の持続可能性に黄信号をともしている。
出生数、初めて90万人割る 19年、見通しより早く
「人口の多い団塊ジュニア世代がほぼ出産年齢を過ぎ、いよいよ人口の少ない世代が親となっている。縮小する親世代が、さらに小さな子世代を生む『縮小再生産』が始まっている」。国立社会保障・人口問題研究所の元副所長、金子隆一・明治大学特任教授は話す。「令和まで結婚・出産を遅らせる『改元効果』は、あってもわずかでは。特定の出来事ではなく、経済状況の影響かもしれない」いま親になることが多い30代半ばから40代後半は、90年代半ばからの景気低迷期に社会に出た就職氷河期世代、ロストジェネレーションと呼ばれる。非正規採用が多く、賃金水準も他の年代より低い。
「子どもは欲しいが、男性の正社員も少なく職場結婚が難しい」(43歳、女性契約社員)。
「家族を持ちたいが、まずは正規採用が先」(42歳、男性パート)。
不安定雇用に悩むロスジェネ世代の証言だ。この世代以降も非正規率は高く、
社人研が15年の調査で未婚者に「結婚への障害」を尋ねると、男女とも「資金」が4割強で最多だった。
政府は、子どもが欲しい人の望みがかなった場合の「希望出生率」1・8の実現を目指す。
裏返せば、子を持ちたくても諦める人が多いことを意味する。
そんな状況を、家族社会学者の落合恵美子・京都大学教授は「家族からの逃走」と表現する。
「男女とも結婚や出産で失うものが多い。保育所不足や教育費の高さに加え、
引きこもりなどで子が自立できない恐れもある。国の支援が弱いため、
家族を持つことに二の足を踏んでしまう」
安倍首相は2年前、少子高齢化を「国難」と呼んで衆院を解散した。
その後、働き方改革や幼児教育・保育の無償化などの政策、スローガンを掲げてきたが、
出生数を見る限り効果は出ていない。
「生産年齢人口の減少対策は、女性の就労促進、仕事と出産・子育ての両立を可能にする政策・制度、
さらに移民受け入れが必須だが、どれも不十分です」と落合教授は指摘する。
親となる世代が減っている以上、仮に出生率が回復しても、数十年は人口が減少する厳しい時代が続く。ただ、もし出生減に歯止めがかからなければ、今世紀後半になっても人口は下げ止まらずに減り続ける。いま有効な手立てを採らなければ、この国の未来はやせ細っていく。『出生数が86万人に 回復のキーワードは男性の自信!?』