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【精子が生れて 射精するまで】

射精のメカニズム
精子をつくっているのは、精巣の中にある精細管と呼ばれる部分です。
男性は毎日、何百万という精子をつくるといわれており、月に一度しか排卵されない卵子とは大きく異なります。
また、精子は日々新しく造り出されるため、個体がどんなに年をとっても、精子そのものが古くなることはありません。
思春期に始まる精子の製造は、個体が死ぬまでずっと続いていくのです。

精子の産生
精子は、精粗細胞→精母細胞→精娘細胞→精子細胞→精子の順に成熟していきます。
精母細胞ができてから精子完成まで74日ほどかかるといわれています。
精巣には、精巣上体と呼ばれる蛇行した管が付着しています。引き伸ばすと約6メートルにもなるこの管は、
精子が尿道へと向かう輸送管の始まりで、未成熟な精子を一時的に貯蔵するはたらきもあります。

男性が性的な刺激を受けると、この精巣上体の壁が収縮し、貯まっていた精子が次の精管へと放出されます。
精子が精巣上体の中をのぼって精管へと向かうまでの日数は約20日で、
精子はその間、受精に必要な運動能力などを身に付けていきます。
精巣上体に続く精管は骨盤腔内に入り、膀胱の後ろ側へと至ります。精管は次の射精管へと続き、
射精管は前立腺に入った後、尿道に合流します。
射精のプロセスはそれが支配する神経の違いによって、精管から射精管を通って尿道に至るまでと、
尿道から体外に出るまでの2段階に分かれます。射精時にはまず、精管の内の厚い平滑筋層が波打って
精子を急速に尿道へと送り出します。これは交感神経のはたらきによります。
一方、尿道から体外に出て行くのは、体性運動神経が支配する脊髄反射によるものです。
尿道は、泌尿器系と生殖器系の両方に属する器官ですが、尿と精子が一緒に通過することはありません。
精子が尿道の前立腺部に入ると、膀胱の括約筋は収縮するため、尿は尿道内に流れず、
精子が膀胱内に入ることもありません。

>皆さんの心に寄り添って

皆さんの心に寄り添って

 私は漢方の「養生6割漢方4割」という考え方がとても好きです。主役は皆さんの持っている「健康になる力」。お薬やサプリメントは、その力を助けて延ばす助っ人です。  この二つの力を結びつけるのが、カウンセリングを中心とした相談です。これからも柔らかな心で、皆さんの声を聴きながら寄り添っていきたいと思っています。どうぞお気軽にいらしてください。

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